menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 「利益剰余金と資本剰余金の双方を原資とする剰余金の配当」は全額が「資本…
  2. 2017年IPOは96社(続編)
  3. 平均功績倍率1.5倍までは許容範囲?-役員退職慰労金
  4. 4月1日に施行されるフェア・ディスクロージャールールとは?
  5. 偽造印紙が発見されたそうです
  6. Excelの使い方を改めて確認してみた(その5)
  7. 販売奨励金と販売手数料はどう違う?
  8. 求人票の労働条件を変更等する場合に必要な対応は?
  9. 2017年監査での課徴金トップ5など
  10. 平成30年度税制改正による返品調整引当金の廃止等
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

3月末に期限の切れる租税特別措置等の適用期限延長

平成23年3月31日に適用期限を迎える税制措置の適用期限を平成23年6月30日まで延長する「国民生活等の混乱を回避するための租税特別措置法等の一部を改正する法律案」とを「国民生活等の混乱を回避するための地方税法の一部を改正する法律案」,いわゆる「つなぎ法案」が衆議院に提出され、年度内に成立することが見込まれています。

これは、平成23年税制改正案の成立が困難であるため、平成23年税制改正を前提として適用期限の再延長をしないことや廃止等が検討されていた租税特別措置法について、とりあえず適用期限を3カ月延長するということのようです。

個人的には、3カ月時間を稼いでも、平成23年税制改正の成立が見込まれない以上、この際期限を1年延長してしまったほうが 「国民生活等の混乱」は回避できるのではないかと思ってしまいます。

それはさておき、3月31日に適用期限が切れるもので、上記のつなぎ法案によって期限が延長されるものの例としては以下のようなものがあります。

①「試験研究を行った場合の法人税額の特別控除の特例( 措法42条の4の2)」

②「中小企業等基盤強化税制( 措法42条の7)」

③「中小企業者等の法人税率の特例( 措置法42条の3の2)」

①については「つなぎ法案」では「第四十二条の四の二第一項及び第二項第二号中「平成二十三年三月三十一日」を「平成二十三年六月三十日」に改め」とありますので、適用期限が「青色申告書を提出する法人の平成21年4月1日から平成23年6月30日までの間に開始する各事業年度において」ということになると思います。
だとすると、3月決算の会社においては実質1年延長ということになるのではないかと思います。

②については「つなぎ法案」では「第四十二条の七第一項及び第五項、(中略)の規定(中略)中「平成二十三年三月三十一日」を「平成二十三年六月三十日」に改める 」とありますので、適用期限が「昭和62年4月1日から平成23年6月30日までの期間(以下この項及び次項において「指定期間」という。)内に、(中略)取得し」ということになると思います。
したがって、この場合はあくまで取得が6月30日までのものについてだけ税額控除等の対象となりうると いうことだと考えられます。

③については「つなぎ法案」では「第四十二条の三の二第一項及び第二項中「平成二十三年三月三十一日」を「平成二十三年六月三十日」に改める。」とされていますので、適用期限が「平成21年4月1日から平成23年6月30日までの間に終了する各事業年度の所得に係る同法その他法人税に関する法令の規定の適用について」ということになると思います。
したがって、3月決算の会社の場合は中小企業者等に該当しても今のところ実質的に影響はなさそうです。

期限を3月31日から6月30日に変更するだけではありますが、元々の適用期限の要件が、開始事業年度なのか、終了事業年度なのか、あるいはその期間内なのかで異なっているので注意が必要です。

日々成長

関連記事

  1. 「会計税務委託料を必要経費と認めず」が昨年一番読まれた記事だった…

  2. 当然といえばそれまでですが、税額増加に同意を得ずに申告した税理が…

  3. 忘年会費用の税務上の取扱い

  4. グループ法人税(その3)-譲渡損益調整資産とは?

  5. 事業年度が1年未満の場合の減価償却限度額

  6. 海外出向者の給与負担を巡って寄附金課税が増えているそうです

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る