menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 内々定の法的性格は?
  2. 株主優待で金券を交付した場合は源泉徴収必要か?
  3. 「居住者」「非居住者」の判断を滞在日数のみで行うのは要注意
  4. 平成29年度税制改正(その6)-法人税等関連(スピンオフに関する組織再…
  5. IFRS任意適用会社が144社に-経営財務調べ
  6. 譲渡制限付株式を役員に交付した場合の会計処理は?
  7. 平成29年度税制改正(その4)-法人税等関連(試験研究費の税額控除)
  8. 税務調査による更正が「誤謬」か否かの境界は何?
  9. PCデポが過年度誤謬の判明と公認会計士の異動を公表
  10. 6月上場の最初の承認会社はなんとなく不思議な感じがする会社
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

何がユニクロを訴訟に踏み切らせたか?-「ユニクロ帝国の光と影」を読んで

「ユニクロ帝国の光と影」(横田増生著 文藝春秋)という本をめぐってユニクロが名誉棄損で訴訟を起こしたという話を聞いて、この本を読んでみました。

真実かどうかは裁判で争ってもらうとして、書いてあることは、

・ユニクロの生い立ち

・柳井氏はワンマンの経営者であり、本来柳井氏が責任を取るべきでないかという場合でも他の人に責任を転嫁しているといような主張

・柳井氏の生い立ちと家族、特に父親のこと(父親が一松組というヤクザと関係があった、有名政治家の後援会長も務めた)

・ ユニクロでの労働について(国内)、店舗には詳細なマニュアルがあり、序列関係が厳しく軍隊のようというような元従業員の話。よってアルバイト等の定着率は悪く数日でやめてしまうのも日常茶飯事という話。

・店長の労働環境が過酷で給料もあまり高くないという話。特に2007年4月以降は一定時間以上(月240時間)の労働が禁止されるようになったが、タイムカードを先に押すなどして労働していないことにしつつ、実際には繁忙期には月300時間を超えて残業しているという話。

・中国工場での労働環境の話。欧米企業のラインに比べて長時間労働が行われているというような話。賃金についても安いといようようなニュアンスで書かれているが、他の企業との比較で高いとか安いということはかかれていない。

・中国の人件費が高騰しているが、ユニクロの仕入れ値は上がっていないので工場としてはほとんど利益になっていないというような話。ただし、そういいながらも注文したものをあとから取り消すようなことはなく、取引は公正という工場側の担当者の話。

・ZARAとの比較

というようなことです。

読んだ感想としては、あえて名誉棄損で訴訟を起こすような内容ではない気がします。ほうっておけばよかったのではないかと思います。現に訴訟になったという話題性から私のようにこの本を読んでみようという人がいるわけですから・・・

確かに、店舗での労働環境や店長の待遇が真実でないとすると、人材を募集するうえでマイナスに作用するかもしれませんが、この本にそこまでの影響力はないでしょう。これだけユニクロの店舗が増えてこれば、知り合いで実際に働いたことのある人から話を聞くことも比較的容易だと思いますし、ネットからある程度情報を入手することもできるので、この本の影響はほとんどないと言えます。
むしろ過剰反応しなければならない理由があるのかと 、勘ぐってしまいます。

中国での長時間労働については、他に働き口がないような状況で無理やり働かされているのかどうかについて述べられていませんので、いいも悪いも言い難いというのが正直なところです。例えば、長時間労働で自殺者が多数出ているというのなら問題でしょうが、自分の意思で頑張っているのであれば周りがとやかくいうことではないように思います。

繰り返しになりますが、敢えて訴訟にしなくてもよかったのでは・・・

日々成長

関連記事

  1. ついでに、思いのほか関心の高かった?ネット通販のコンタクト-ワン…

  2. 住宅ローンの低金利競争

  3. 2011年危機(その2)

  4. 海外への転職希望者が高収入層にも広がりつつある?

  5. 中小企業金融円滑法の適用期限が再延長されました-「最後の」延長だ…

  6. Twitterはまだ伸びる?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る