menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 「利益剰余金と資本剰余金の双方を原資とする剰余金の配当」は全額が「資本…
  2. 2017年IPOは96社(続編)
  3. 平均功績倍率1.5倍までは許容範囲?-役員退職慰労金
  4. 4月1日に施行されるフェア・ディスクロージャールールとは?
  5. 偽造印紙が発見されたそうです
  6. Excelの使い方を改めて確認してみた(その5)
  7. 販売奨励金と販売手数料はどう違う?
  8. 求人票の労働条件を変更等する場合に必要な対応は?
  9. 2017年監査での課徴金トップ5など
  10. 平成30年度税制改正による返品調整引当金の廃止等
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

IFRS9号(金融商品)の適用時期が延期になったそうです

今週の「経営財務」をぱらぱらと見ていたら、「IFRS9号は適用時期を延期へ」という記事が目に留まりました。

IFRS9号は金融商品の新基準で、従来の金融商品にかかるIAS39号およびIAS32号の見直しを行い順次IFRS9号への移行が行われています。
ただ、色々な論点があるため一気に新基準への移行は予定されておらず、三つにフェーズ分けされた第一フェーズが完了した段階で2009年11月にIFRS9号が公表されました。その後、2010年10月に「金融負債の分類・測定」と「認識の中止」の基準が公表されIFRS9号に追加されています。

上記のIFRS9号の適用期日は「2013年1月1日以後開始する事業年度から」とされ,早期適用も認めていました。

今回、他の金融商品関係の基準開発の遅れなどを理由として、この?「2013年1月1日以後開始する事業年度から」という適用開始時期が「2015年」に延期するという提案がなされたとのことです。ASBJ(企業会計基準委員会)のコメントを含め、大きな反対は出ていない様子とのことなので、適用開始時期は「2015年」に延期されると考えてよさそうです。

なお、内容についても米国において、FASBが金融商品会計の新基準の開発に取り組んでおり、その「分類・測定モデル」がIFRS9号の内容と少なからず異なることが明らかになってきたため,IFRS9号の一部改善では、米国基準との整合を図るような検討の可能性も示唆されているとのことです。

最近、米国基準はIFRSの勢いに押されていたのか、IFRSと異なる独自の路線を行くという感じはありませんでしたが、ヨーロッパの財政危機で活気を取り戻したのか、一番複雑な内容となりそうな金融商品で独自路線を主張してきたというのは、なかなか面白いと思います。
ウォール街の威信にかけて金融商品の基準だけは譲れないということなのかもしれませんが・・・

基準が米国基準とIFRSで割れた場合に、日本はどちらへ動いていくのかも興味深い点ですが、日本も独自路線を行くという選択だけはなしにしてもらいたいものです。

日々成長。

関連記事

  1. 株式割引発行差金-韓国GAAPとIFRS

  2. 外国上場株式の減損の損金算入要件

  3. 連結納税(その3)-導入のメリット(税額控除)

  4. 「連結財務諸表に関する会計基準」の改正で親子上場が減少?

  5. オリンパス株を減損したら、減損損失は損金算入できる?

  6. IFRSの適用はどうなる-2015年3月期からの適用はないようで…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る