menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 2017年4月から手取額が同額の場合も定期同額給与扱いに-平成29年度…
  2. 配当金は持参債務-株主が海外に居住している場合はどうする?
  3. 2016年3月期東芝の監査報酬は53億円-FACTA2017年4月号
  4. 仮想通貨(ビットコイン等)が消費税の非課税対象に
  5. 「法人税。住民税及び事業税等に関する会計基準」が公表されました。
  6. 株主総会で従業員株主が複数質問するも総会決議に著しい不公正がないと判断…
  7. セルフメディケーションの添付書類の見直し
  8. 不正アクセスでクレジットカード番号等の情報が流出した可能性を開示-GM…
  9. 取締役会の専決事項とされる「多額の借財」の「多額」はどのレベル?
  10. エフオーアイの粉飾決算で主幹事証券に賠償責任が認められた判決ー東京地裁…
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

ノルウェーの政府年金基金-日本での投資先を見てみるのも面白いです

前回のエントリでノルウェーの政府年金基金についてすこし触れたのですが、ノルウェーの政府年金基金については投資内容が定期的に開示されています。

ちなみに日本の年金については、それほど細かな開示はなされていないと思います。すこし調べてみたところ、平成22年度「年金積立金報告書」(平成23年8月公表)の中で、以下のような内訳は示されていました。


(厚生労働省-平成22年度年金積立金報告書 P38より抜粋)

実際の運用は誰が行っているのかですが、上記を構成するファンド数の推移が以下のように示されています。

さらに、平成22年度のファンドを運用している先が開示されています。例えば、国内債券のアクティブ運用のファンド数は10となっていますが、以下がその10ファンドの運用主体となります。

なお、契約形態は他の区分も含めて、基本的に投資一任契約となっています。したがって、各ファンドの投資内容まではわかりません。また、受託機関ごとの収益率も特に開示されていないようですが、国民の年金が運用されているわけですから、受託機関別の運用収益率も毎年開示すべきではないかと思います。

投資一任契約でない自家運用は、以下のように国際債券パッシブ運用と財投債に含まれていまず。

ちなみに金額が大きい財投債というのは「財投機関債の発行が困難な財投機関(特殊法人等)に融資するために、財政融資資金特別会計が国の信用で発行する国債。」のことで、「財政投融資改革の経過措置として、平成19年度までは郵便貯金や年金積立金などがその一部を直接引き受けることとされていた。」そうです。

国内運用パッシブの自家運用約10兆円はおそらく国債ではないかと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、ノルウェーの政府年金基金は、Norges Bank Invest ManagementのHPで各年末の出資先のリストが公表されています。
2011年12月末の日本株の投資先の一部を示すと以下のようになっています。

細かくてよく見えないかもしれませんが、出資比率としては多くても2%台で、1%以下が大部分を占めています。

リストをご覧になりたい方は、以下のURLでPDFをダウンロードすることができます。
http://www.nbim.no/en/Investments/holdings-/

さらに面白いのは、株主総会の議案に対してどのように議決権を行使したのかも開示されている点です。

例えば、スタジオアリスの総会での決議事項については、以下のように議決権を行使したと開示されています。

これも細かくて申し訳ありませんが、2号議案の取締役選任の決議の一人目の候補者と、3号議案の監査役選任の二人目の候補者に反対票が投じられています。
調べたところスタジオアリスは12月決算なので、上記の議決権行使は平成22年12月期の株主総会だと考えられます。

今は、EDINETで株主総会の招集通知も開示されているので、該当する候補者を確認することができます。何故反対票を投じたのかを考えてみるのも面白いのではないかと思います。
なお、Voting Recordについては以下のURLからPDFをダウンロードすることができます。

http://www.nbim.no/voting-lists

日々成長

関連記事

  1. 結局オリンパスの上場は維持されそうです

  2. パナソニックといえども苦しいようですね-更なる下方修正はあるのか…

  3. 海外ホテルの予約サイト-エクスペディア vs Hotel.com…

  4. 「為替の誤解」(上野康成 著)-No1エコノミストらしいので・・…

  5. 中国経済の打ち出の小槌

  6. 国の借金が1000兆円を突破

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る