menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 配当金は持参債務-株主が海外に居住している場合はどうする?
  2. 2016年3月期東芝の監査報酬は53億円-FACTA2017年4月号
  3. 仮想通貨(ビットコイン等)が消費税の非課税対象に
  4. 「法人税。住民税及び事業税等に関する会計基準」が公表されました。
  5. 株主総会で従業員株主が複数質問するも総会決議に著しい不公正がないと判断…
  6. セルフメディケーションの添付書類の見直し
  7. 不正アクセスでクレジットカード番号等の情報が流出した可能性を開示-GM…
  8. 取締役会の専決事項とされる「多額の借財」の「多額」はどのレベル?
  9. エフオーアイの粉飾決算で主幹事証券に賠償責任が認められた判決ー東京地裁…
  10. どうなるSOX?
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

「仮説思考」(内田和成 著)を読んで

5年以上前に出版された本ですが、以前から気になって本棚に眠っていた「仮説思考」(内田和成著)を読みました。内田氏はボストンコンサルティング出身で、世界で最も有力なコンサルタントのトップ25人にも入ったことがあり、現在は早稲田大学ビジネススクールで教授をしています。そんな人が言う、「問題発見・解決の発想法」がどのようなものか気になったのが本書を手に取った理由です。

本書の内容は、タイトルにあるとおり「仮説」をもって問題等に取り組むことが重要で、決められた時間の中での問題解決においては仮説を立てたほうが質が高い結果が得られるというものです。一般的には情報が多いほど精度が高い意思決定ができるというように考えられるが、これは単なる錯覚にすぎず、闇雲に関連しそうな情報を集め分析するといったことではmかえって意思決定が遅くなるとされています。

もちろん意思決定を行う際に情報は必要となるが、役に立つのはすでにある選択肢を狭めてくれる情報だけなので、この情報を効率よく収集してくるためには一定の仮説が必要になるということのようです。

そして、BCGの社内でコンサルタントが仮説を思いつく瞬間についてアンケートをとった結果、多かった回答の順位は以下の通りであったそうです。

1位 ディスカッションを通じて(コンサルタント同士、顧客)
2位 インタビュー(顧客、フィールド)
3位 突然ひらめく
4位 じっくり考えているとき

上記の結果から、やはり話をしてみるというのは非常に重要だと改めて感じました。内田氏は仮説を自分で抱え込むのは危険と指摘しています。むしろ社内での恥はかき捨てて、中途半端な仮説でもぶつけてみて仮説の精度を高めていく方がよいとしています。そして、上手にディスカッションを実施するコツとして以下の四つが挙げられていました。
①必ず仮説を立てていく
②仮説を否定せずに進化を目指す
③議論は負けるが勝ち
④メンバーはバラエティ豊かに

ディスカッション等を通じで仮説を検証見直ししていくとこになるわけですが、「仮説思考力が高まっていくと、最初から相当筋のよい仮説を立てることができる。検証した結果が誤っていたので振出しに戻って仮説を立て直すということがほとんどなくなる。少なくとも筋のよい仮説を立てる確率は上がる。」そうです。

では、仮説思考力を高めるにはどうしたらいのかですが、残念ながらこれは経験を積むしかないということです。つまり、「どんどん仮説を立て、間違っていたら別の仮説を立てる。間違った仮説を立ててしまった場合には、次からは違う要素も加えて仮説を立てることを試みて、仮説を進化させていく。よければその仮説を進化させる。これを繰り返しトレーニングすることだ。」とのことです。

具体的なトレーニングとしては以下の二つが紹介されていました。

①So What?を常に考える
②なぜを繰り返す

筋のよいストーリを描ける大人を目指してがんばろうと思いました。

日々成長

関連記事

  1. 「七つの会議」(池井戸潤 著)を読んで

  2. 海外投資家の要望で上場維持期待アップ-それっておかしくないですか…

  3. 会社更生法はどんなもの?(その1)

  4. マッキンゼーの採用基準とは?-「採用基準」(伊賀泰代 著)

  5. 「督促OL修行日記」・・・督促って大変なんですね

  6. SBI案件も大詰めーFACTA9月号

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る