menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 内々定の法的性格は?
  2. 株主優待で金券を交付した場合は源泉徴収必要か?
  3. 「居住者」「非居住者」の判断を滞在日数のみで行うのは要注意
  4. 平成29年度税制改正(その6)-法人税等関連(スピンオフに関する組織再…
  5. IFRS任意適用会社が144社に-経営財務調べ
  6. 譲渡制限付株式を役員に交付した場合の会計処理は?
  7. 平成29年度税制改正(その4)-法人税等関連(試験研究費の税額控除)
  8. 税務調査による更正が「誤謬」か否かの境界は何?
  9. PCデポが過年度誤謬の判明と公認会計士の異動を公表
  10. 6月上場の最初の承認会社はなんとなく不思議な感じがする会社
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

マッキンゼーの採用基準とは?-「採用基準」(伊賀泰代 著)

ある書店でビジネス書ランキングの上位に入っていた「採用基準」(伊賀泰代 著)という書籍を読みました。

この本に興味を持ったのは、著者がマッキンゼーで採用マネジャーを12年務めた方であったことです。あのマッキンゼーでどのような採用が行われているのかについて書かれているのかと興味を魅かれました。

しかしながら、(当然と言えば当然なのですが・・・)守秘義務の関係で、採用方法についてはそれほど細かく語られていません。したがって、採用方法について詳しく知りたいという方には若干期待はずれかもしれません。

ただし、マッキンゼーの採用基準として、ケース問題がスラスラとけなければならないということはなく、地頭がよければ採用されるわけではないと述べられています。ただし、マッキンゼーの採用基準はグローバルで統一されており、大きく分けると、以下の三つとされています。

①リーダーシップがあること
②地頭がよいこと
③英語ができること

したがって、地頭がよいことについては必要ということになりますが、コンサルタントとしてクライアントの信頼を得て問題解決を推進していくためには地頭がよいだけではだめということのようです。また、地頭のよさに加えて、思考意欲が高いことが重要と述べられています。思考意欲とは、簡単に言えば、考えることが好きかどうかということです。

そして著者曰く、日本人には上記②を満たす候補者はいても、①と③を同時に満たす人材が著しく欠乏しているとしています。

マッキンゼーにおける採用については、概ね上記のような内容で、この書籍の残り(大半)は、リーダーシップの重要性について述べられています。上記のとおり、マッキンゼーの採用基準の一つが「リーダーシップがあること」なので、「採用基準」について述べているとも言えますが、どちらかといえばリーダーシップについて本を書きたかったけれども、より売れやすくするため「採用基準」というタイトルをつけたのではないかと思います。

たしかに、マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた方が「リーダーシップ」について書籍を書いていてもあまり注目されなかったのではないでしょうか。

著者は日本にはリーダーシップキャパシティが不足しており、組織的・制度的な育成システムが必要と述べていますが、では具体的に各会社などでどのような仕組みをつくっていくべきかという点についてはあまり述べられていません。どちらかといえば、リーダーシップの重要性とそれが不足していることについての危機感が中心に述べられています。

具体的なリーダーシップ育成の仕組み作りについては、今後の第二弾で書かれるのかもしれませんが、研修方法や組織編成などについて突っ込んだものを期待します。

日々成長

関連記事

  1. LEAN IN(シェリル・サンドバーグ)を読んで

  2. 2013年1月の金融円滑化法利用後倒産は37件-帝国データバンク…

  3. 「なぜ、あの会社は顧客満足が高いのか」

  4. 「社長、御社の「経営理念」が会社を潰す!」(白潟敏郎 著)って・…

  5. SBI案件も大詰めーFACTA9月号

  6. 海外サイトからネット経由で商品を購入した場合の税金は?(その2)…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る