menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. 2017年4月から手取額が同額の場合も定期同額給与扱いに-平成29年度…
  2. 配当金は持参債務-株主が海外に居住している場合はどうする?
  3. 2016年3月期東芝の監査報酬は53億円-FACTA2017年4月号
  4. 仮想通貨(ビットコイン等)が消費税の非課税対象に
  5. 「法人税。住民税及び事業税等に関する会計基準」が公表されました。
  6. 株主総会で従業員株主が複数質問するも総会決議に著しい不公正がないと判断…
  7. セルフメディケーションの添付書類の見直し
  8. 不正アクセスでクレジットカード番号等の情報が流出した可能性を開示-GM…
  9. 取締役会の専決事項とされる「多額の借財」の「多額」はどのレベル?
  10. エフオーアイの粉飾決算で主幹事証券に賠償責任が認められた判決ー東京地裁…
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方

この本は、働きやすい会社、あるいは従業員にやさしい会社などとして度々紹介されることがある未来工業㈱の創業者である山田昭男氏が書いたものです。

未来工業では1日の業務時間が7時間15分で残業や仕事の持ち帰りは禁止だそうで、そのため仕事を効率的にこなさなければならないこととなり、常に考えることが欠かせないとされています。そして、世の中の変化に対応していくためには常識にとらわれず、常に考えるという姿勢が大切だとしています。

また、見返りを求めず、まず与えることを仕事の大原則にしていると述べられています。これは、未来工業では60点~70点の成果しか残せない人にも100点の人と給料に差をつけないという点にも表れているように思います。もっともこの理由としては、60点~70点の人に80点~90点の仕事をしてもらうのは経営陣の役割だと考えていること、日本人は根が真面目なので60点~70点の人が100点の人と同じ給料をもらえば、会社のために頑張って働こうと思うためと述べられています。

また、面白いのは、未来工業では本社も営業所も、営業担当はパソコンを原則禁止にしているという点です。これは、営業の基本は、自社製品を扱ってくれる問屋さんと、自社製品を使ってくれる工事業者さんと会って話すことにあるという考えによっているためとのことです。もっとも、パソコンを使用できなくしても問題ないかどうかは、各社のやっている事業内容による部分も多いのではないかと感じます。

この他、未来工業では上司から部下へも命令が禁止されており、その代り説得と納得させることが義務付けられているとされています。その一方で、部下から上司に対しても、どうしましょうか?という聞き方も禁止されているとされれています。つまり、自分の意見を持った上での相談が必須ということのようです。

この他にも色々と記載されていますが、一方でちょっと突っ込みたくなる内容もいくつかありました。
この本によると、未来工業は創業以来49年間売上目標を立てたことは一度もないと述べられていますが、未来工業は上場しており、業績予想も開示しています。そうすると、業績予想で開示されている売上高はどういった位置付けになるのだろうか・・・

また、64歳のKさんは、7時15分で仕事を終える段取りのためなら、朝30分の早出も厭わないし、大型連休には休み明けにスムーズに業務を再開できるように休日最終日には出社するそうで、これらは無給だとされています。ただ、これも業務の準備を行っているのであれば、本来は労働時間なのではないかという気はします。

個人的には、従業員を大事にすると定評のある会社で、このような本来は労働時間だろうという部分があった場合に労基署がどのような判断を下すのかは興味があります。

日々成長

関連記事

  1. 海外投資家の要望で上場維持期待アップ-それっておかしくないですか…

  2. 「ザ・チェンジ!-人と職場がガラリと変わる12週間プログラム」を…

  3. ”道具としての経営理論”

  4. 顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」-フレッド・ライクヘルド

  5. ”なぜ、私はBMWを3日に1台売ることができたのか”-飯尾昭夫 …

  6. 会計士協会の次期会長候補に「不適正意見」?-FACTA2013年…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る