menu
閉じる
閉じる
閉じる
  1. HLOOKUP関数って何?-知っていると便利かも
  2. 退職者を被保険者とする支払保険料を損金算入可とした裁決
  3. ドローンは「航空機」?-耐用年数の話です
  4. 消費税も税務調査の重点項目になっているそうです
  5. 平成30年度税制改正を確認-法人税(その3)
  6. 平成30年度税制改正を確認-法人税(その2)
  7. 特別償却準備金や圧縮積立金を計上する場合は要注意?
  8. 収益認識に関する会計基準と法人税法上の取扱い(その2)
  9. 収益認識に関する会計基準と法人税法上の取扱い(その1)
  10. トヨタ自動車が決算発表を市場取引時間内に実施
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

適時開示PDF資料のプロパティに要注意

経営財務3337号のミニファイルに「適時開示PDFのプロパティ」という記事が掲載されていました。

適時開示で提出されるPDFファイルの中、作成者や会社名、タイトルなどの文書のプロパティが含まれていることがあるので、適時開示する前に注意しましょうという内容です。

上記の記事によると、”取引所によれば、これらの情報は「情報管理の観点からは、あらかじめ,上場会社の側で適切に削除・修正等の対応をいただくことが望ましい」”とされています。

記憶があいまいですが、開示するPDFファイルから不要なプロパティを削除しましょうというのは、証券印刷の書類提出マニュアルのようなものに記載されていたように思います。

会社情報適時開示ガイドブックを確認してみましたが、情報管理に注意しましょうという記載はあるものの、提出するファイルのプロパティについては特に記載はされていないようです。故に「情報管理の観点から」各社が自分でチェックしましょうということになるのだと思われます。

基本的にPDFファイルのプロパティは、プロパティに余分な情報が含まれないかを見に行かなければ気づかないものでありますが、比較的よくあるのが、Tdnetの開示書類をブラウザ上で開くとタブに日付が表示されることで、余分な情報が含まれたファイルであるということがわかってしまうというものです。

Tdnetで開示されるファイルの名前は、Tdnet側で変換され数字で表記されますが、PDFファイルのプロパティに日付が入っているとそれがタブに表示され、見ている方は「?」ということになります。

ためしに、本日開示されていた適時開示情報を確認していってみたところ、価値開発(株)の「シンジケートローン契約締結に関するお知らせ」というPDFのファイルがブラウザのタブに「平成14年8月23日」と表示されていました。

確認してみるとやはりPDFのプロパティに余分な情報が残っていたことによるものでした。ちなみにさらに確認していって見ると他にも該当する会社がいくつかありましたので、比較的よくある事象といえます。

実務的にこのような適時開示を行うときには、外部からひな形のようなものを入手して加工するケースが多く、そのファイルに余分な情報が含まれていたことに気づかずそのままPDF化して開示してしまったというものだと思われます。

それほど問題となることはないと思われるものの(作成者が漢字フルネームで残っているようなのはさすがにまずいと思いますが・・・)、好ましいことではないので注意しましょう。

これと同じような観点でいえば、開示されている短信等のPDFが作成された日付も、開示する側からすると注意すべき点かもしれません。たとえば、開示された短信のPDFデータの作成日と開示日が大きく開いている場合、投資家サイドからすれば、もっと早く開示しろという要請につながる可能性は否定できませんし、重要な情報の開示が遅れたのではないかという疑念にもつながりかねません。

データを作り直すと何らかのエラーが生じる可能性もあるので、前もって作成したデータでFIXしたのであればそれを使用したいという気持ちはよく分かりますが、適時?と言われないように注意が必要です。

関連記事

  1. 「実務補習生の不適切な行為について」って何が?

  2. 是非実現を-「ディスクロージャーワーキング・グループ」第3回会合…

  3. 修正再表示と訂正報告書

  4. 単体開示の簡素化(その2)-平成26年3月期より

  5. 前受収益に適用されるのは正常営業循環基準 or 1年基準

  6. マイナス金利をふまえた会計基準の改正予定は?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る